子どもまちづくりワークショップ -お祭りの夜道を照らす行燈づくり-

参加者:20 名
満足度 4.53
再認意向 4.76

子どもまちづくりワークショップは、次世代のまちづくりを担う子どもたちを社会の一員として迎え、まちづくりを実践する取組です。
筑後吉井地区は、明治時代からの伝統的な趣のあるまちなみが残る一方、道幅が狭いことから、ウォーカブルなまちづくりを推進しています。
本ワークショップを通じて来訪者に「歩いて楽しいまちなみ」の魅力を感じていただくとともに、白壁ホールやるり色ふるさと館の駐車場を活用するフリンジパーキングの意識づけに貢献できると考えております。
本ワークショップは、次世代のまちづくりを担う子どもたちを対象に、官学連携+市民参加型の取り組みとして、企画いたしました。
私が副実行委員長を務める、伊東子ども建築塾 福岡の一員である福岡大学建築学科有志および、坂田紙工株式会社ご協力のもと、
「デザインを考えること」について触れていただく機会を提供するとともにまた、筑後吉井地区が精蝋業で栄えた歴史を振り返り、
紙に蝋を引く体験も行いながら、地域の文化に触れていただく内容となっております。
その他、使用する角材については、反りが激しく製品にならないものや燃料になる廃材等のうきは市産材を活用し、
木造伝統工法に肖って、釘や接着剤を使用しないフレームとして、持続可能性にも焦点を当てています。

〈企画・主催〉うきは市歴史まちづくりプランナー 三角 俊喜、うきは市教育委員会 文化財保護係
〈協力〉福岡大学建築学科 有志