子どもまちづくりワークショップ / 吉井祇園子ども山笠づくり

参加者:24 名
満足度 Non
再認意向 Non

今年(令和7年)は、150年以上続く吉井祇園祭で白壁交流広場に“飾り山が立たない”という危機の年。

まずは、3D-CADを用いて、企画書と部材表を作成し、堤木材さん(うきは市)で木材を調達。
必要長さにてカットした後、子どもたちがささくれで怪我をしないよう、入念にペーパーがけ。
うきは市で活動する地域おこし協力隊の手を借りながら、木材で山笠のフレームを組み上げました。

そして、地域の子どもたちと一緒に「子ども山笠」を制作するワークショップを実施しました。

伝統の火を絶やさず、未来へとつないでいく。
そんな思いを込めてみんなでつくり上げた山笠を金子文夫資料館の金子さんが非常に評価してくださり、
完成した山笠はこれから資料館に展示させていただくこととなりました。

7月24日、FBS福岡放送「めんたいワイド」でも取り上げていただき、
“子どもたちがつくる山笠と祭りの未来”というテーマで丁寧に心あたたまる内容として編集していただきました。

一見、危機に見える状況が、地域の次代の担い手の力によってかたちを変える契機となり、
子どもたちの手で、伝統が少しずつ「未来の文化」へと姿を変えていく——
そんな瞬間に立ち会えたことを、心から誇りに思います。

〈主催〉うきはみらいづくり観光公社
〈協力〉Share To Design 代表 /うきは市歴史まちづくりプランナー 三角 俊喜
〈WS協力〉福岡県立浮羽究真館高等学校 生徒会有志、うきは市まちづくり推進係
〈取材協力〉FBS福岡放送
  吉井祇園子ども祭『子ども山笠ワークショップ』の様子が、7/24.FBS福岡放送 めんたいワイド 放送。
  吉井祇園子ども祭『子ども山笠ワークショップ』の様子が、やーっ!FBSに掲載。