非日常体験の場へと誘導する空間装置

よかもんいちご　観光農園

所在地：福岡県うきは市浮羽町三春
用途     ：観光農園
計画     ：内装設計、外構設計
クライアント：よかもんいちご

いちご農家の「作物への愛情」をデザインコンセプトに据え、観光農園の中核となるロビー空間を創出しました。いちご畑を想起させる空間演出を通じて、体験型観光農園として来訪者を非日常の世界へ誘う仕掛けを随所に配置しています。ビニルハウスという半外部空間の特性—内部と外部の境界が曖昧である性質—を活かし、空間を緩やかに分節させながら外部環境へと自然に連続させました。
将来的な柔軟性と可変性を見据え、「農家とともに歩み続ける場所づくり」を、設計理念としています。